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- 音楽留学グネーシン記念音楽アカデミー
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■グネーシン記念音楽アカデミーの歴史
グネーシン5姉妹のエレーナ・ファビアーノヴナによって開設された音楽学校の一環として、1930年代に創立された。
この音楽アカデミーの起源は、当時モスクワでは数多くの著名な音楽家が育っていく中、その教育機関が不足していると考えたエレーナ・ファビアーノヴナが、プロの音楽家と教育者を養成するために姉妹や当時の音楽家たちの力を借りて、1985年に私営の小学校を立ち上げたことに始まる。
立ち上げた当時の学校は2階建てアパートで、エレーナや妹のオリガが生活をする家でもあった。
精力的に教育活動をしていくうちに、音楽学者、評論家、演奏家など各方面から協力を得られるようになり、革命後には国営の音楽学校になった。その後次々と、ウチーリシ、アカデミーなどの教育機関が発足した。
初期のピアノ科の教授の中には、有名なG.ネイガウスがいる。
エレーナは音楽学校の学長を勤め、93歳まで、なんと72年間も教鞭をとり続けた。
現在でも、グネーシン音楽記念アカデミーの一階には、エレーナが実際住んでいた「グネーシンの家博物館」があり、エレーナがラフマニノフと選んで買ったというグランドピアノや、スクリャービンから贈られたという壷など、数々の著名な音楽家からの贈り物や写真を見ることができる。
この音楽アカデミーの主な特徴は、プロの演奏家の育成だけでなく、より素晴らしい演奏家を育てる教育者を養成することである。
そのため本科の授業には、ペダゴギカ(教育学)や、ペトプラクティカ(実際に生徒を持ち、その教え方をみてもらう授業)などが盛り込まれている。
またこのアカデミーの第二の特徴としてあげられるのは、モスクワでは唯一の、ロシア全土でも一番レベルの高い、民族楽器の学科があることである。
アカデミーでは定期的に、民族楽器のオーケストラによるコンサートが行われており、華やかな民族衣装と共に、ロシアの音楽を聴くことができる。
グネーシン音楽学校からは、エヴゲーニー・キーシンや、アレクサンドル・コブリンをはじめとする有名なピアニストが輩出された。現在でも教鞭をとっているピアニストでは、ヴラディーミル・トロップやマリア・ガンバリャンなどが有名である。
■専攻学部一覧
昼間授業、夜間授業、通信教育があるので、それぞれ、カッコ内(昼・夜・通信)で表示
(昼・夜・通信)ピアノ、フルート、フレンチホルン、オーボエ、クラリネット、サックス、声楽、トロンボーン、トランペット、テューバ、ファゴット
(昼・夜)ハープ、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、ヴァイオリン
(昼・通信)民族コーラスの指揮、作曲、音楽学、打楽器
(昼)アコーディオン、バラライカ、ギター、バヤーン、指揮、ドムラ、音響・録音、オルガン、ジャズシンガー
※2006年現在、本科に在学している日本人は3名のみ。
- 音楽留学グネーシン留学の詳細
■留学生受け入れの流れ
まずは、アカデミーに学歴(プロフィール)とパスポートのコピーを送付。
次にアカデミーからアンケートが送られてくるのでローマ字で記入して返送。
それがアカデミーに届くと、招待状を作ってくれるのでその招待状で学生ヴィザを取得する。
実際にアカデミーに着いてからの必要書類は下記:
・パスポートのコピー
・健康診断書(英訳)
・エイズ検査 (英訳)
・高校・大学などの最終卒業証明書 (英訳)
・証明写真6枚
現時点では留学生の人数制限はないとのこと。
■入学試験
留学生は、まず一年間予備科に通うことが義務付けられています。
予備科の入試は実技試験のみ。
ピアノ科の場合は、以下のプログラムを用意する
・ポリフォニー音楽(バッハ平均律1,2巻、ショスタコーヴィッチ24のプレリュードとフーガ、その他ロシアの作曲家によるフーガの中から1曲)
・古典ソナタかヴァリエーション
・エチュード1曲
・自由曲
■学費
予備科…年間130,000ルーブル
本科 …年間200,000ルーブル
大学院…年間200,000ルーブル
通信教育・・・年間130,000ルーブル
研修生・・・月間15,000ルーブル、年間180,000ルーブル
※支払いは、ルーブル払い。現金で銀行払い。
※研修生以外は、学期ごとの分割可。
※学費の額は、変わることがあります(学部長談)。
※ちなみに、授業はすべてロシア語です。
■アカデミー発行の学生ビザについて
学費を払うと、払った期間(1年または半年分)のマルチビザが発行されます。
ビザ発給の所要日数は申請から受領まで約2週間ほど。ただし、夏休み前後や新年など祝日や休暇時期には1ヶ月くらいかかることも。
■学生証
学費を払うと学生証がもらえます。学生証を持っていると無料でコンサートを聴けたり、博物館や美術館が学生料金になる。
一年ごとに、スタンプが押されて、卒業まで有効。
■地下鉄カード
地下鉄カードは入学してから申請することができます。
申請用紙に必要事項を記入し、地下鉄クラスノプレースネンスカヤの窓口に持って行くと発行してくれます。毎月135ルーブルで地下鉄が乗り放題になる。
■寮の環境
寮費は、1日120ルーブル。
1部屋を3人でシェアする場合多く、トイレ・浴室・キッチンは共同。 衛生状態は悪く、治安も良いとは言えないのでオススメしません。
しばらくはホテル暮らしをしながら部屋を探すか、あらかじめ部屋のあたりをつけてから留学にのぞみましょう。
住所:Khoroshevskoe syosse 96 アクセス:メトロ・パレジャーエフスカヤから徒歩3分。
■アカデミー連絡先
Gnesins’ russian academy of music
住所: 121069 Moscow ul.Povarskaya d. 30/36
電話: 291-24-96 (fax) , 290-58-47
メール: indekanat@mail.ru
Webサイト: グネーシン記念音楽アカデミー
